2021/07/27 23:31



人はなぜ枕で寝るのか..


どうも、寝るリーマンの本田山です。
とうとう30代に突入して
一気に腰が痛くなってきて
身体をいたわり始めました。


 


本日は人はなぜ枕で寝るのか...

実は私も興味深かかった内容なのですが、
そもそも初めから枕なんてなかったろうに
なぜ枕で寝るようになったのでしょうか・・



結論から言うと
人は骨格がS字に曲がっていて、
寝ている時にもそのS字を
自然に保つ必要があるそうです。


そもそもなぜ人類はS字になったのか?
それをたどるには
人類の歴史を遡る必要があるのですが、、

人類が立てるようになるには日を要しました。

人間の頭は重たく、それを支えるためには
二足で支えるのは大変だったのです。


ですが、やっと立てるようになり、
二足歩行で頭を支えるために
身体が環境に変化して、
身体がS字になったとされています。


そして石器時代などは
寝ている時に敵が襲ってくるかもしれません。

なのですぐに臨戦態勢になれるように
頭を地面に近づけて眠りを浅くしたそうな。

 



そして気になる枕の歴史はどうだったのでしょうか。


..枕の始まりとされているのは
1924年に南アフリカで
アウストラロピテクスの頭蓋骨の下に
人為的に砕かれた石が敷かれていたそうです。



論文からあくまで推測しかわかっていないのですが、
寝る時に

・ふと両手を頭の後ろに置いたり、
・誰かの膝や体の一部に頭を乗せたら、寝やすくなった。



しかし、長時間手を頭に敷くとシビれてきたので、
その代用品として石や木などに
頭を置いていたりしたそうな。


その後にそのまま石や木などに直接寝ると
ゴツゴツして具合が悪かったので、
柔らかい布を頭の下に敷いたとの説があります。



そもそも人間はなぜ身体より高い枕で寝るのか?

そういった事を導き出すには
人間の祖先の猿や
チンパンジー、ゴリラ等から考えるべきなのです。


果たして猿やチンパンジーはどうなのでしょうか。

猿に詳しい人でしたらわかるのですが、
小さい猿やチンパンジーは
木の枝の上で寝たり、木にもたれかかったりして眠る。

これは敵から身を守るために。
だから眠りも浅い、


その一方体格の大きいゴリラは
襲われる心配も低いので
木の枝で寝やすい寝床のベッドを作って
眠りが深い。




..敵に襲われる心配も
薄まり、安全になった現代では
すぐに起きなくても良くなったので

深い眠りにつき、
すっきり疲れも取れるため

身体より高い枕で寝るようになったのです。



ですから深い眠りにつくために
人は(身体より高い)枕で寝るのです。